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私の好きなもの・・・(岡崎市・幸設計建築)
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5年の家 (春日井市 T邸)
先日T邸が完成しました。

T様は私が以前働いていた会社の後輩の叔母様にあたる方で、紹介してもらった縁からお付き合いが始まりました。
それは今から約5年前になります。
当時T様は東京に住んでいらっしゃって自宅が春日井市にあるのでご主人が定年されたら春日井に戻って生活したいということで古い家を建て替える計画としてスタートしました。
ご主人さまは身内にJリーグ日本代表の選手がいらっしゃるスポーツ万能家計で奥様とともにお子様を日本一のT大をご卒業されるような素晴らしい子育てをされた、すべてに長けたご夫婦です。

そのイメージ通り奥様は家創りにとても熱心でプランの期間は4年間。
作ったプランは40案以上。
その話をすると皆様から"よくそんなに長い時間モチベーションを保つことができるね!"と驚かれますがその間ずっと真剣に検討していらっしゃいました。
その長い長いお付き合いとこだわりのおかげで、T様こだわりの家が完成しました。

T様からたびたび、長い時間いったりきたり、本当によく付き合っていただいて・・・・といっていただきました。
その度私がお答えしたのは、一般的に完成までの期間に制約があるから時間的にもっと短く完成まで至りますがT様のように時間に特別制約がなく、本当に納得した家をつくりたいとおもっていただいているのなら何年でも何十年でもお付き合いします。と
私は心の底からそう思っています。
それが信頼関係になり、よろこんでいただける家造りになるのなら。


 

最初から検討していたOMソーラーの家。
途中でやめることも検討しましたが最終的に採用しました。
瓦屋根の和風の外観はご主人のお好みです。  





  
この家の最大の特徴は西側にある竹林。
この自然をリビングに取り込むようにサッシの中で最大の大きさである2.4メーターの高さのあるサッシを使っています。
その効果は絶大で斜面になった敷地の向こうにある竹林を見た風景はまるで宙に浮いている感じさえしてきます。







  
LDは奥様の好きな濃い色の梁や柱をポイントに洋風山小屋のようなイメージです。
どのスペースからも竹林をみることができます。
照明器具のほとんどのものは娘さんの住んでみえる海外で購入してきたものです。









ご主人唯一のご希望の書斎スペース。
天井の程よい高さで吹き抜けに接した落ち着く空間となりました。









   

玄関を見下ろす小さな吹き抜けはアーチ型に切り取られています。
そこにある窓の雰囲気やほの明るい空間は少し海外の雰囲気を感じさせています。









 
寝室にある小窓。
ここから入る光のやさしさに癒されます。











 
暗くなりがちな洗面スペースに窓を切り取りました。
建具・ガラス・奥様お気に入りの色あざやかな洗面ボール。
ちょっとクールでモダンな雰囲気に仕上がりました。








今では定年されてご主人のご実家の近くの静かな山の中にも家を構えていて、田舎暮らしとこちらの暮らしを楽しんでみえます。
とてもきれいに手入れされた庭と畑の手入れに大忙しです。
奥様はご実家が家具をつくっていた家柄でたくさんの素敵な家具をもってみえます。
その家具たちが入って素敵な生活をされることが今からとても楽しみです。


私にとって初めての経験をいろいろさせていただきました。
本当に長い長いお付き合いありがとうございました!

2009.6完成

| 完成建物(住宅) | 16:19 | comments(0) | - |
2世帯住宅(庫裏)完成 子世帯 (岡崎市)
引き続き2階 子世帯のご紹介です。

2階はリゾートホテルの雰囲気となるようにつくられています。
計画時から施主様が旅行で行かれたアジアンリゾートの雰囲気のあるホテルのような家にしたいとのご要望でした。
しかし1階も含めて外観的なことと庫裏という条件から配色をアジアン系の茶色ではなく和の雰囲気のある濃い茶色を選択されています。
使用している材料はほとんど1階と同じものですが細かな納まりを変えることで1階とは違う雰囲気に仕上がりました。
あくまでシンプル。あくまですっきり。あくまで色を限定する。
それを基本に空間をつくっています。






入って最初に目に飛び込むのは20帖を越える大きなバルコニー。全開放のサッシを開ければデッキにパラソル・・・高くした手すり壁によって周囲からの視線は全く気にならずリゾート気分が味わえます。







少し視線を室内に戻せば間接照明を仕掛けた壁や室内空間のメインとなるキッチンスペースが目に飛び込んできます。
キッチンのトップライトからは程よい明かりがとりこまれています。







室内空間で使われている色は2色のみ。
家具から空間まですべて色を統一。
"白といっても同じ白、黒茶といってもおなじ黒茶"緊張感と程よいリゾート感が造り出されています。





他にはない特別な空間。バーコーナーのようなキッチンを希望をしてみえたお施主様ならではの空間となりました。
背面にずらりと並んだ焼酎の数々は時間をかけてそろえられた貴重なものばかり。本格的なバーにも負けない品揃えです。






冷蔵庫や家電は別部屋に。
動線の常識からは外れていますがそれをしのぐ強いご希望のおかげで非日常的なキッチンとなりました。
多少の動線を犠牲にすることによってのみ得られる空間の美しさ。
満足度100%
施主様いわく動線はあたりまえのようにすぐに慣れるそうです。







リゾート的な雰囲気の家に重要な水回り空間。
大きな鏡のある化粧台は間接照明の造り付けです。
下には施主様がオーダーされたチークの無垢のキャスター収納が入っています。
さすがチークは素敵です。色・デサイン・質感ともに空間にぴったりに仕上がっています。
こだわったユニットバスとのつながりもしっくりとなじんでいます。







ひろびろとした寝室は同じくチークの無垢のオーダーベットがしつらえてあります。
リゾートスタイルのベットとなるように形まで徹底してこだわっています。
スタンドライト・ナイトテーブルともにおそろいで統一されています。











お施主様のこだわるポイントはすべて統一されていて家具・スクリーン・空間いたるまですべてのデザインライン・色・質感がぴったりと選び貫かれています。
何を選択されてもすべて共感できて、よい意味でとても安心な・・・すべてに間違いのない建物となりました。
お施主様の色に対するこだわりはとても強く、ご自分でされた塗装も樹種の違いがあれども塗装の工夫で極力同じような仕上げにしてしまったり、多少の耐久性の落ちる素材であっても色が揃うのならそちらを選択するという徹底ぶりです。

一番感心することは空間をイメージ通りのものにするためなら多少の使い勝手は犠牲になってもいい・・というゆるぎない考え方です。
私自身とても使い勝手の悪い(使い勝手よりもイメージ優先をしているので)家に住んでいても全く後悔がなく、それ以上にうれしい時間を過ごしている経験があります。
しかし実際の建築で理解して採用いただけることはなかなかないものです。

少しの不便があるがゆえにつくることができる空間
そこから得られる日々の生活の豊かさやゆとりを少しでも理解いただける空間がつくれるといいな・・・とおもいます。

すべての面で家造りのいろいろなことを改めて感じることができる貴重な経験をさせていただきました。
いつまでも・いつおじゃましても大切に素敵に住んでいただけること間違いなしの建物がまたひとつ完成しました。






2009.1完成


| 完成建物(住宅) | 23:05 | comments(0) | - |
2世帯住宅(庫裏)完成 親世帯 (岡崎市)
先月2世帯住宅が完成しました。

アジアンの家を建てていただいたI様にご紹介いただきはじめて打ち合わせにおじゃまさせていただいたときに、偶然お父様が私の小学校の恩師であることが発覚しました。
小学校1年生のときのとなりのクラスの担任の先生だったのです。
そんなに小さなときの記憶ですが自分のクラスの担任の先生ではないのに、とても元気で器の大きな子供好きな先生は印象にのこっていて声をお聞きしたときにすぐにピンときました。
世の中のつながりというか偶然の出会いは本当に不思議なものです。
そんなご縁をいただき何だか自分の成長をみていただかないと・・・というような・・・気合がとても入りました。
大人になって先生のあたたかくやさしいお人柄に改めて触れたとき、やはり記憶に残って当然だなーと思うほどいつも何かをして働いていらっしゃいます。
小学校からとても楽しくのびのびしていた記憶があるように、今の私があるのも本当によい環境でよい先生たちに見守られていたからなのですね。

さて、今回は二世帯の1階部分のご紹介です。
もともとあった建物は築100年はゆうに経った雰囲気のある建物でした。
その雰囲気に少しでも近いものとなるようにお寺さんのパブリックな部分は和風の懐かしい雰囲気で、生活の場は現代的な和のリゾート的な雰囲気になるようにしています。






メイン玄関です。
和風の旅館のイメージがコンセプト。正面に韋駄天様が迎えてくれます。
奥に長い廊下をダウンライトで落ち着いた明るさとして奥行き感を演出しています。
私の好きな空間のひとつです






16帖の和室です。
昔なつかしい感じの和室にしたい・・・というご要望もあり天井は構造を工夫して踏天井の雰囲気としました。
天井の杉板や柱を黒光りするように塗装してみなさんが本物の古材と勘違いするような雰囲気になりました。





ガレージからの内玄関です。
メインの玄関からも正面に見える低くしつらえた下駄箱の上を照らすダウンライトの光がとてもすてきな雰囲気をつくりだしています。
窓のない暗い空間ならではの雰囲気に仕上がりました。
1階の建具はほとんど昔の建物のものを使用しています。
塗装をしなおして高さを調節した建具は見事に空間になじんでぴったりと納まっています。







寝室はトップライトからの光が明るくさわやかな空間をつくっています。
ポイントとして曲がった松の丸太を化粧であらわし白い空間を引き締めています。
建具でリビングとつながった一続きの空間はリゾート的な雰囲気となりました。









LDKの空間も寝室と続く雰囲気として曲がった丸太をポイントとしています。
作りつけたTV台・家事机も同色で塗装して全体の雰囲気になじませます。









床・天井・家具・構造にいたるまで手抜きのないこだわりの塗装はすべてお施主様が自分でされました。
古材の雰囲気を出すため黒光りするようにペーパーをかけつつ3回以上塗装してできた空間はまさに古材そのものです。
プロの塗装やさんも絶賛するほどキレイな仕上がりで、毎日毎日時間を見つけては塗装していただく姿に職人さん一同感心していました。
そんな気持ちのこもった塗装のおかげで素敵な空間に仕上がりました。




2009.1完成

I邸 http://cxx06752.jugem.jp/?eid=108
I邸  http://cxx06752.jugem.jp/?eid=98
I邸 http://cxx06752.jugem.jp/?eid=44
I邸 http://yuki.racoo.co.jp/wordpress/photo/house/7



| 完成建物(住宅) | 19:39 | comments(2) | - |
T邸完成 (東郷町 T邸)
昨年お引き渡ししたT邸は時間がない中で施主様ご夫婦がいろいろな部分をセルフビルドでとてもがんばってくださった建物です。

そもそもプラン開始から着工まで5か月という私のお施主様の中では異例の短期間でスタートして工事完成まで至りました。
共働きのご夫婦は子育てをしながら少ない貴重な時間を使って塗装をしたり珪藻土を塗ったりと家づくりにすべての時間を使っていただきました。
奥様こだわりの塗装は何度も何度も塗り重ねて、今までにない雰囲気の独特な空間に仕上がっています。
もっともっと時間があればさらにいろいろなことに参加していただけたのだと思います。
本当に時間のない中で努力していただきありがとうごさいました。





玄関はシンプルに。
奥様が探してみえたモロッコ風の照明器具が素敵に引き立っています。
濃い色に塗装された無垢の扉と無垢の床、それに対比した白い壁とニッチが全体の雰囲気を演出しています。










がんばって塗装していただいた梁や建具・床や階段などがそれぞれ少しずつ違う色で塗り分けられた空間です。
しっくいの白い壁・奥さまの好きなタイルなど取り入れられています。











いちばん最初に塗装をがんばっていただいた思い出の母屋梁は空間の一番高い所です。
東の窓から光が差し込み明るくやわらかく空間をつくりだしています。








キッチンの上の棚はルクルーゼの鍋を飾って並べておくためにダイニングとオープンにしました。
キッチンの下の壁のカウンターはお皿を立てて水が切れるように工夫した奥様こだわりのものです。







洗面台は大工さんが作りつけました。
オープンな棚に陶器のボールをはめ込み水がえしにタイルを張り付けています。
洗濯機はダイニングから丸見えにならないように壁の中に引っ込んでおくようにしています。











今までのお施主様でしっくいを自分で塗ってみるというお施主様ははじめてでした。
左官さんに教えてもらって思い出の壁をつくっていただきました。
自分でやることの楽しさ、大変さをお聞きになりたい方はぜひT様にアドバイスしてもらってください。
いろいろとお話いただけると思います!

がんばって造りあげていただいた建物。
これからも大切に住んでいただける建物がまたひとつ完成しました。







2008.12 完成

| 完成建物(住宅) | 22:59 | comments(4) | - |
中仙道 細久手宿の民家 (岐阜県瑞浪市)
先日の見学会では遠路たくさんの皆様にお越しいただきありがとうございました。

なかなか見ることのない木造建築ならではの大きな小屋組み空間の建物と職人さんたちの仕事の結晶で、皆様にとてもご好評いただきました。
とても暑い2日間でしたが左官の壁と木をつかった全てが自然素材でできている建物は涼しい風が通り抜け、湿度が快適に保たれている心地よさがよくわかる体験ができました。





玄関をあければ奥へと続く通り土間が広がっています。
玄関の横には家族専用の大きな収納がある機能的な内玄関があります。
土間にはついついくつろいで座り込んでしまう縁が続いています。
縁の下には間接照明が仕込んであり夜の幻想的な雰囲気は非日常性をさらに高めています。






土間には薪ストーブが置かれています。
冬になって土間の縁に腰掛けてストーブを囲む素敵な時間がくるのが今から楽しみです。
背面の壁はいろりどりの珪藻土の見本壁。
左官さんならではのアイディアで塗り方や色を参考にしていただけるように・・・とつくられた壁です。







玄関土間の突き当たりにある畳の小間。玄関の高い天井とは対照的に最低限に高さを抑えられた落ち着きのある小間です。組子の美しい障子の外には坪庭が広がり、玄関から入ってきたお客様の目を楽しませてくれます。小間の奥は洗面と浴室になっておりあえて入り組んだ動線は宿のような楽しい気分を演出しています。





居間・食堂と台所も玄関と一続きの天井の大空間です。
台所は玄関土間から続く洗い出し仕上げの土間になっていて業務用のステンレスキッチンがつけられています。
居間と食堂はワンルームの大きな畳部屋。
食堂部分は大きな無垢の天板がある掘りごたつになっています。






子世帯のLDKに接した畳の間は床を上げて下を収納としています。
正面の壁には凸凹のあるタイルを張って高い天井に変化をつけています。
和の建物の中の唯一の洋風ミックス空間はとても新鮮に感じます。









左官さんの家ならではの楽しい試みをしました。このキッチンはコンクリート打ちっぱなしの磨き仕上げです。すっきりとした空間でオブジェのようなキッチンの計画をするときにぜひ採用してみたいものです。







今回の建物は改めて昔ながらの日本家屋について考えることができました。
古い町並みに似合う建物とは・・・
薄明るさ(暗さ)をつくろぎと感じる建物とは・・・
通り土間という一見無駄なような空間があることによる豊かさとは・・・
自然素材の心地よさとは・・・

いろいろな体感のできる建物を造らせていただく機会をいただけたこと、本当にありがとうございました。
素敵なご家族の素敵な建物がまたひとつ完成しました。





2008.6完成

見学会案内 http://yuki.racoo.co.jp/wordpress/whatsnew/211.php 

小倉左官店 http://www.nande.com/okura/ 


| 完成建物(住宅) | 19:53 | comments(2) | - |
中山道 細久手宿の民家 完成見学会
約1年かがりで中仙道の細久手宿に作っていた民家が完成しました。

施主様は私が人間的にも仕事も共に最も尊敬している左官さん。
江戸時代からの家業である左官さんはなんと6代目。
私が10年くらい前に当時の施主様を通じて初めて仕事をしていただいたときに、その仕事と人柄のすばらしさに感激して、以来私の仕事のほとんどにかかわってもらっています。
建築・・・特に住宅はなんといっても大工さんと左官さんの仕事のセンスは重要です。
そのもっとも大切な左官仕事でこれほとの人に出会えたことが私の今の建築人生を大きく支えてもらっていることにまちがいありません。

それほど尊敬している左官さんがモデルハウスともなるご自宅を造ることとなり、いろいろな人の仕事を見てきている中で私に依頼してきてくれた時のうれしさは今でもはっきり覚えています。
いつも思いますが身内・友人・仕事仲間など、より身近な人たちから仕事を任せてもらえることほどすばらしいことはないと思っています。
地道にこつこつと仕事をしてきたことを周りがみてくれていたと感じる瞬間です。

建物全体のイメージは、無くなりつつある中山道の細久手宿の町並みを少しでも昔ながらの雰囲気であるように民家風の外観として、内部は太い丸太組みをそのままダイナミックに表した旅籠のような空間としています。
仕上げは左官さんのこだわりと技術がいっぱい詰まった見所満載の建物となりました。

かかわったすべての職人さんが仕事のすべてを出しつくした、最近なかなか見ることのできない特別な建物が完成しました。
遠路ですが来ていただく価値の十分ある建物です。
ぜひご来場お待ちしています。

*12日の土曜日限定で"遊字アート"の吉田美穂さんが来場されます。
遊字アートとは文字をデザインしたアートで、しっくいなどをキャンバスに墨で書かれた暖かく癒しを感じる作品です。
美穂さんの人柄がそのまま表れた素敵な作品たちもぜひ楽しみにお越しください。
遊字アート 吉田美穂さん http://www.aiweb.or.jp/sakan/seinen/dango/mihoho-yuji.html 






玄関を入るとそこは奥まで続く通り土間。ダイナミックな丸太組みの構造は全体の空間と一体となっています。
正面は畳敷きの小間があり書院障子の後ろには坪庭がつくられて玄関から素通しでみられる特別な空間となっています。
向かって左側は格式と遊び心のある仏間。仏間への建具は古い民家の障子をそのまま使用していて空間にとてもしっくりなじんでいます。






玄関を見返すと手前には薪ストーブが置かれてその向こうには書院風の空間が土間に変化を与えています。障子は組子のすばらしい建具屋さんの傑作です。
玄関土間のこの空間はこの家の最大のポイントであり一番心地の良い私の最もお気に入りの空間です。







完成見学会ご案内

7月12日土曜日 7月13日日曜日 
10時から18時まで(お電話いただければ何時でもお待ちしています。)
小倉左官店
住所   岐阜県瑞浪市日吉町7862-1
電話番号 0572-69-2068

*瑞浪インターから約10キロ。インター出口を出てすぐ左折(注意:1つ目の信号まで行かない出口のすぐを左折です・化石博物館へ行く道です。) 
道なりに走って突き当りを右折(県道352・旧中山道 細久手宿方面へ。木でできた標識があります。)
日吉小学校・日吉中学校をすぎて道が細くカーブの連続になりますが、さらに山道を道なりに走ります。
坂道をある程度登り切ると二手に道が分かれますがさらに道なりに進みます。(注意:右カーブ方向へ・左は花の木カントリーへ行きます。)
1キロほど進むと民家が表れます。手前から左手3軒目くらい。
道路との境界に長い道なりにカーブした塀のある敷地が見学会場です。(注意:来る方向からはカーブの途中なので建物は見にくいです。目印はカーブミラーが敷地の塀の前にあります・大黒屋旅館さんまで行くと行きすぎです。)



不明な点は 090-4256-7230 奥野
         090-3385-8656 小倉左官 
         0572-69-2068 小倉左官店 までお電話ください。

 


2008.6完成

見学会案内 http://yuki.racoo.co.jp/wordpress/whatsnew/211.php 

小倉左官店 http://www.nande.com/okura/ 


| 完成建物(住宅) | 10:20 | comments(4) | - |
モダンホテルスタイル リフォーム (岡崎市)
I邸のリフォームが先月完成しました。

耐震の補助を受けて全面リフォームすることになった工事は約2か月かかりました。
その間お風呂が使えなかったり、キッチンが使えないなどのご不自由をおかけしましたが、大工さんはじめ職人さんとお施主さんのチームワークは最高で、あっという間に時間が過ぎた感じがします。
今年の夏はとても暑かったですが、毎日毎日職人さんにジュースやアイス、そして高級なお菓子(と大工さんは感動してました)を欠かさず気遣いいただいた感謝の気持ちをなんとかいい建物にして恩返ししようとみんな、はりきってくれました。
そして予算をかなりオーバーしたにもかかわらず、せっかく工事をするのに後悔しないように・・・と内容を妥協することなく提案を受け入れてくださったことで最初からの理想通りのリフォームができました。
お引き渡しして約1か月が過ぎますが、インテリアや小物1つに至るまで"せっかくつくってもらったイメージを壊さないように・・・"と考えていたただいて今でもとても大切にしてもらっている幸せな建物です。
今回椅子がそろったということで、さっそくおじゃましてきました。









外観が純和風の建物なので玄関は格子の玄関ドアを活かした雰囲気に仕上げています。
天井は杉の網代の天井に間接照明を仕込んで光と影のある落ち着いた雰囲気としました。
床は素朴な砂利の洗い出しとしています。
今回のリフォームでもともとの玄関よりも広く空間を確保しました。









玄関を入ると正面はご家族のプライベートな内玄関です。
ゴルフバックや靴などをしまう玄関にある納戸空間としてとても便利で収納量もたっぷり確保しました。
入口はドアのような重い感じにすることなく、素敵なのれんをかけて季節感を楽しんでいただいています。








廊下は雰囲気を演出する足元灯を壁に埋め込んですっきりと仕上げました。
こちらにかかっている のれんもI様のセンスがきらりと光るとても素敵なものです。







玄関から廊下を通ってその先のドアをあけると・・・打って変って"洋"の空間になります。
I邸のシンボルともいえる白いグランドピアノがメインとなるように床は白い鏡面タイルで壁も白い大理石風タイルを貼って仕上げています。
天井も床に合わせてカーブさせた間接照明を仕込んでいます。








全体のコンセプトをホテルのような空間に・・ということで洗面台は白を基調とした間接照明付きのオーダー化粧台です。
部屋の広がりを作り出す全面鏡は扉になっていて、たっぷり収納ができます。
収納付きのイスは家具屋さんがサービスでつくってくれました。
I様の人柄は職人さんをやる気にさせてしまう達人です。






全体の雰囲気は明るく広く使いやすく。
洗濯機はリビングから丸見えにならないように壁に囲まれています。
ガラスドアの向こう側は浴室になります。
ジェットバス付きの浴槽は毎日の疲れを癒してくれる、こだわりの浴室です。
入浴時間も思わず長くなるそうです。








リビングの引き込み格子戸をはさんでダイニングキッチンがあります。
縦長のぜいたくな空間には大工さん自慢の大きな手作り机とキッチンがストレートにすっきりと並んだとても使い勝手の良い空間です。
毎日の食事の支度がとても楽しくなりましたと言ってくれました。
今回の目的であった椅子は空間にとてもよく似合っていて素敵でした!







キッチンは今回どうしても使いたかったとても高価なローズウッドの無垢のフローリングに合わせてヴェンゲ色のキッチンとしました。
空間で使っている色は白とダークブラウンの2色のみ。
全体の照明器具はダウンライトと天井の間接照明み。そこに机の上にポイントでペンダントライトをつけています。
そのおかげでとてもすっきりとした空間となりました。






今回のリフォームで改めて建築の楽しさを実感しました。
それはやはり私がいつもこだわりつづけている"良い人間関係の上につくられた建物は必ず良い建物ができる"ということが実証できたからです。
はじめからとても私に信頼をよせていてくれたお施主様と、そのお施主様に自信をもっておすすめした大工さん、そんなメンバーでつくったからこそ工事中も完成後もみんなが楽しんで喜んで満足できる建物ができたのだと思います。
一番うれしかったのは、工事の途中は大工さんがお施主様に感謝の気持ちをこめてみんなに食事をごちそうしてくれたこと。そして完成時には反対にお施主様が大工さんにお礼の気持ちをこめて食事をごちそうしてくれたことです。
完成時の食事会には大工さんの奥様もご招待いただき、大工さんのながーーーい人生の中でも施主様に夫婦で御馳走になることは初めてだととてもよろこんでくれました。
仕事のよろこびとやりがいを改めて教えていだいたお施主様と大工さんに感謝です。
これからも末永く楽しいおつきあいをよろしくおねがいいたします。






2007.9 I邸リフォーム完成 



| 完成建物(住宅) | 15:32 | comments(2) | - |
愛・地球博の家 (豊田市 O邸)
先日O邸の完成見学会を開催しました。
O様の知り合いの方々をふくめ多くの方にご来場いただきありがとうございました!

お施主様と知り合って2年以上がたちます。
娘さんの一人は現在中国でバリバリ働いていて、もう一人の娘さんも英語がベラベラという国際感覚のあるご家族は家づくりのイメージもとても個性的です。
昨年開催された 愛・地球博覧会に娘さんと一緒に出かけていろいろなパピリオンをまわりました。
中でもアジアン好きの私はインドネシアの雰囲気が好きで娘さんも好きということで意気投合しました。
インドネシアの材料はチープな材料でも手がとても込んでいて、もし万博が終わってこの材料たちを捨てるということになったらもったいないですね・・・。と娘さんと話をしていました。
見学終了時に"ダメでもともと"根性でコンパニオンの女性に名刺を渡して、処分することになったらぜひ譲ってくださいと声をかけてきました。
すると万博終了時に本当に電話があり、譲ってもらえることになりました。

建物は2世帯住宅ですが、1階は建て替え前の材料をつかった和風の雰囲気で、2階はインドネシア館からゆずってもらった貴重な材料を使ったアジアンスタイル。
まったくちがった雰囲気の構成です。
それぞれの世帯のそれぞれのこだわりがあってとても楽しい建物になりました。








玄関の正面にはもともとあった建物の書院に使われていた障子を使用しました。
障子のおかげでインパクトのある個性的な空間となっています。
真ん中に独立した空間で左右に通路スペースがわかれていて、どちらがどうなっているのか?という期待感をもたせます。
どちらも通路の正面はリビングにつながって、デッキ越しに望む庭の美しさを日々感じてほしいと計画しました。
庭ができるのが今から楽しみです。







リビングダイニングはソファーを使用せず今まで使っていた大きなテーブルを置くのみの空間です。
このテーブルがご家族の団らんの中心となります。
丸太を直角に組み合わせて化粧で見せて、天井にはおとなしい木柄の板を貼りました。
デッキをひろくとることで室内をさらに広く感じさせています。
デッキにはパーゴラとオーニングテントを使用して夏の日差しを遮ります。







1階の部屋の中で一番評判の良かった2畳のたたみの間。茶室のような天井が低くて狭い空間は非日常的でとても心地よい空間となりました。お母さんいわく"瞑想の部屋"とのこと。お茶をいただいても読書をしても何をするにも一番くつろぐ場所になることでしょう。








お母さんの寝室には建て替える前の家の空調のガラリに使用していた格子をサンルームとの間仕切り壁にはめ込みました。
ベットは置かず、たたみコーナーをつくりたたみ下は収納としています。
たたみコーナーの天井にはハートの透かし模様のようなデザインのインドネシアの格子を使い、たたみ下の収納の前板は太陽の神様のようなデザインの彫刻が彫られたインドネシアのものを使っています。






2階へあがるとそこは1階とはまったく別世界です。万博の材料をメインに色使いを統一した空間としています。一番個性的な透かし彫りのあるアーチを使用した約3畳の空間はソファ代わりの板の間です。ごろ寝サイズにぴったりで2階のくつろぎの中心となることでしょう。








アーチを使った空間の天井も万博の材料を使った天井としました。
花柄とひし形の組み合わせのデザインが透かし彫りされた、とても手の込んでいるものでアジアンの雰囲気そのものです。
お施主さんのアイディアで照明器具を天井の上につけて光が透けて見えるように工夫されています。










階段の手すりも万博の材料を使用しました。どっしりとした厚みのある材木をやさしい丸みで角をとり抽象的なデザインの透かし彫りがあるとても個性的な手すりとなりました。化粧の梁はインドネシア館で階段の親板として使用されていたものです。








アーチの格子とお揃いのデザインでできているアーチの扉はウエスタン式の両面開きになっていてトイレや洗面に至る動線の間仕切りとしています。とても個性的で素敵なデザインはお施主様お気に入りの1品です。その横には空間に合わせてテレビ台をつくりつけました。






人も物も出会いは一期一会。
何かの縁で人に出会い何かの縁で物にも出会う・・・そんな偶然の重なりで貴重な材料を手に入れることができました。
その貴重な材料を特別に気に入って使ってくれたお施主様の家はいろいろな思い出とともに世界に一つしかない家そのものとなりました。
一番うれしかったのは見学会で訪れていただいた方々にとてもうれしそうに家を案内していただいているお施主様の姿です。
本当に気に入ってもらっているなぁとしみじみと感じました。

これからも大切にかわいがっていただける幸せな家がまた1軒完成しました。






2007.8.5 O邸完成 見学会



O邸見学会 http://www.nande.com/yuki/new.htm 


| 完成建物(住宅) | 10:54 | comments(2) | - |
ゆとりの家の庭 (豊田市 N邸)
昨年完成したN邸の庭が完成しました。

庭は私の長年のパートナーの"野はらうた"さんに設計・施工してもらいました。
以前の会社からの長い付き合いで彼女のことは何でも知っている間柄ですが庭のセンスの良さはいつも感心してしまいます。
建物がどれだけ考えられてつくられていても外構が未完成な家は何だかとても寂しい感じがするものですが、今回のN邸はしっかり庭の予算もとってくれていて、庭が出来たことにより建物のグレードがまた一段とアップした感じになりました。
ちょうど今、庭木も芝生も青々としていて一番美しい季節です。









玄関ポーチに敷き詰められた石は建物と良い関係で色彩の調和が計られています。
足元にある下草と木がすっきりとシンプルに植えられています。
植物が育って土に隙間がなくなるとさらにいい感じになりそうで楽しみです。








自然な感じで植物が全体に植えられていて敷地の広さをもてあまさない、とても素敵な庭となりました。
昼も夜も季節を問わず自然の変化を感じられそうですね。









あえて扉はつけない石貼りの門柱とまわりの自然石の組み合わせがとても素敵です。
青々とした芝生は砂利のかわりに芝生を使った枯山水の庭のような感覚で和のやさしい安らぎが感じられます。






これらの写真は私がもっとも信頼している建物の施工業者ウッドラインさんの専属カメラマンの SYUEI さんが撮影してくれたものです。
写真のうまさはやっぱりプロですね!でも残念ながらこの写真では画像が粗くて良さが減ってしまっていてすみません。
写真に負けず実際の庭はとても素敵です。
月日とともに木々が成長してもっともっと素敵になることでしょう。
またその頃の写真も載せたいと思っています。
楽しみにしていてください。




N邸 2007.5 庭完成 

N邸完成  http://cxx06752.jugem.jp/?eid=36 


| 完成建物(住宅) | 00:56 | comments(0) | - |
新築っぽくない家 (西尾市 I邸)
見学会にたくさんの方々にご来場いただきありがとうございました。

I様ご夫婦は家作りにとても熱心で初めてお会いして話をしたときに私はビビッと相性の良さを直感しました。
どうしてもこのご家族のための家をつくらせてもらいたいと。
お二人のご要望は新築なのに昔から建っているような雰囲気の家にしたいということで、参考になればと思いジャンクスタイルでリフォームしたAさんの家を案内させていただきました。
縁は異なもの。偶然にもAさんとIさんはお互い仲良しの友達が一緒だったことが判明して、さらに家の好みとセンスも同じでますます深い信頼関係ができました。
そのときに気に入っていただいた床の材料を自分でインターネットで探してしまうほど好きなものに対する情熱と妥協のない勉強熱心な姿勢は、私をますますやる気にさせてくれました。
そしてどうしてもA邸と同じ大工さんがいいということで1年間完成を遅らせてでも工事を待ってくれることになりました。
その間にできた時間を家作りのために楽しんで活用してくださいました。
こうして完成した建物はお施主さんのこだわりと大工さんのセンスがキラリと光る素敵な建物になりました。








ご主人の趣味はサーフィン。
奥様はやさしいだんな様のためにどうしてもこの空間をつくってあげたかったとおっしゃっています。
完成した空間はセンスよくグッズが収納されていて、お洒落でこじんまりとした隠れ家的サーフショップのようです。











洗面は清潔感ある白いタイルの天板と古い木を使った大工さんお手製の鏡と棚のコントラストがとても素敵です。
お施主さんこだわりの照明器具も空間にぴったりと似合っています。









懐かしい感じの色と大きさのタイルを使って作ったトイレは手洗ボールもI様こだわりの一品です。
なにげなく飾られている小物たちがとても素敵にジャンクしてます。












和室なのに洋風な感じのする空間です。
障子越しのやさしい光は心地よいくつろぎ感を与えてくれます。
洋風な家でもやはり和室は1つあるといいものですね。
昔からしまってあった無垢の座卓もやっと安住の地を見つけたようです。










リビングダイニングキッチンは大黒柱を中心として真四角の空間です。
壁掛けされたテレビと奥様一番のお気に入り照明器具がとてもシンプルにまとまっています。










ダイニングの上は吹き抜け空間です。
窓際に置かれた机とチャーチチェア。手作りのカーテンはダイニング空間をやさしい雰囲気にしてくれます。











業務用のようなシンプルなステンレスキッチンは美しく頑丈でハードな使い勝手に最適です。
吹き抜け上部から絵の様に自然の光が差し込む、とてもステキな雰囲気の空間です。













家の暖房は薪ストーブです。薪の確保とメンテナンスという今後の大変な努力ができる覚悟のある人だけがつけることのできる薪ストーブ。自然にゆらぐ薪の炎を見ていると時間が経つのを忘れてしまうそうです。努力する価値のある心地よさですね。









吹き抜けに接する2階のホールは薪ストーブのおかげで暖かく広がり感のあるおおらかな空間です。
奥様はここでソファに座ってゆっくりと好きな音楽を聞き、まったりとする時間が大好きだそうです。









まるで雑貨屋さんのようなインテリアのステキな寝室です。
大工さんご自慢のクロゼットにはステキな小物たちが気持ちよさそうに並んでいます。
まわりに何気なくおかれたアンティークの家具たちも空間にとてもなじんでいます。












この家の全てのものたちは時間をかけてIさんが1つ1つ選んだものばかりです。
とくにデザイン・ガラスや取っ手・金具にまでこだわった建具が一番お気に入りだそうです。

生活の汚れも月日が経って経年変化してゆくことも美しさや味になってしまう家。
今後ほんもののジャンクになって行くのがますます楽しみだそうです。

今よりも何年か後が楽しみな家って素敵ですね。




2007.3 完成

ジャンクスタイル(A邸) http://cxx06752.jugem.jp/?eid=24 

I邸見学会 http://www.nande.com/yuki/new.htm 

feels  http://www.geocities.jp/naturalstyle_feels/index.html 





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